電子タバコとは専用の液体リキッドを加熱して発生する蒸気(ミスト)をタバコ型の吸入器で吸って楽しむ嗜好品です。
リキッドを変えることにより様々な味や香りを楽しむことができます。
『VAPE』の意味としては、電子タバコを吸う行為を意味する動詞やその装置を指す名詞として用いられています。
語源としては「vapor」の蒸気、「vaporize」気化する、「vaporizer」蒸発器、気化器などの略とされています。
発祥の地アメリカでは著名人や有名人も愛用し、禁煙補助具としてだけではなく一つの文化としても認められるようになってきているとされています。
日本でも近年徐々に広がりを見せている電子タバコ VAPEですが、まだまだ知らない部分、周知されていない部分も多くあるようです。
電子タバコの気になること
構造と仕組み
構造はメーカーや商品によって違いはありますが、基本的には「アトマイザー・バッテリー・ドリップチップ(吸口)」から構成されています。
アトマイザーとは蒸気を発生させる装置で主に「リキッドタンク+コイル」からなります。
吸口やタンクが一体のものやいくつかのパーツに分かれるものなどの違いはありますが、基本的にはこのような構造になっています。
【 構 造 】
・ リキッドを貯めておく「タンク」
・ リキッドを加熱する「コイル」
・ コイルに電流を流す「バッテリー」
・ 蒸気を吸う「ドリップチップ(吸口)」
バッテリー
ここから電流を流しコイルを加熱します。仕様はメーカーや製品によって様々ですが、基本的には容量・出力・動作方法の違いになります。動作方法は手動でスイッチON/OFFするタイプと 吸うことで自動にON/OFFするタイプがあります。
アトマイザー
噴霧装置という意味もあり、ミスト(霧)を生成する部分になります。通電と共にコイルが発熱し、ウィックと呼ばれる綿状のものに染み込んだリキッドを気化させミスト(霧)を生成します。主に「リキッドタンク+コイル」からなります。
【 仕組み 】
1. リキッドタンクへリキッドを補充
2. リキッドがウィック(綿)に染み込む
3. バッテリーからの電流でコイルが加熱
4. 加熱したコイルによりリキッドが気化
5. 発生した蒸気を吸口から吸い込む
電子タバコの置かれる環境
電子タバコVAPEは今後も広がる!?
現在、WHO(世界保健機関)でも世界に禁煙を呼び掛け、日本も含め世界中で「禁煙をしていこう」「受動喫煙のない社会を目指そう」と動きだしている現状。
電子タバコが安全だとイメージが定着することで若者が手を出しやすくなり、それが喫煙デビューのきっかけとなりうることを懸念する声も出ています。
まあ確かに…
アメリカでは、電子タバコを健康的なイメージで宣伝することに規制が掛かっているという記事を見たこともあります。
そういった日本を含めた世界の情勢から見ると、電子タバコは広まりにくい環境下に置かれているのかもしれませんね。
少なくとも電子タバコは実際よりもネガティブなイメージをもたれているのかもしれません。
しかし、従来の紙巻きタバコのおかれる立場はさらに厳しいものになっていくものと思われます。
そうなると電子タバコの需要は増えることはあっても減ることはないでしょう。
もしこの先、画期的なものが出てくれば別ですが電子タバコは広がりを見せるものだと思います。
電子タバコはどこで吸う!?
あくまで電子タバコも紙巻きタバコと同じ嗜好品です。
嗜好品・趣味は自己責任の上、 楽しむもの!!
ケガなどの危険が伴うようなスポーツ・趣味を持つ人もいますが、その人達はその危険を知ったうえで楽しんでいます。
私も長い間、喫煙家でした。
吸わないことが一番の健康だとわかったうえで吸ってきたわけです。
現在、紙巻きタバコには副流煙による受動喫煙の自己責任の範疇を越えた問題があります。
その点、電子タバコにはその問題となっている有害物質は入っていませんし、撒き散らす心配も無いとされています。
とはいえ…
紙巻きタバコより安全だとされている電子タバコですが、歴史が浅いことから長期利用の安全は誰も分かり得ないという現実もあります。
そんな現況に加え、周りの人のイメージなども考えると、禁煙の場所で堂々と吸うことは控えるべきなのでしょう。
周りの人への配慮・吸っていくうえでのマナーは守っていくことで、きっと電子タバコ VAPE(ベイプ)は有用な嗜好品となってくれるものだと思います。
おススメ!!電子タバコ
持ち運びに便利なタバコ同等のサイズ感
それでいて満足な煙量従来の紙巻きタバコからの移行はもちろん
外出が多く外で使うことの多い人
変に目立ちたく無くタバコ感覚で使いたい人にもピッタリ!!